ヤバイ無人島 2度目の危機3
2017/5
夢をお互いに語り合い、事業が本当にやっていけるかを検討する事を始めた。
まずは事業計画などについて、見直す事にした。
僕がそもそも管理していれば良かったのだが、沖縄と岐阜では距離があり直接の管理は難しい事と、僕が財務を握る事で判断が遅れると思っていたのでremyに一任していた。
最終的には、僕が確認することになり、会計士に提出を依頼していたがなかなか出来上がってこなかった。
ようやく出てきたのが経費のみの書類で会計士が作った資料とは到底思えないほど酷い書類だった。
訳を聞くと、会計士が仕事をしてくれず、結局、自分で作ったそうだ。
本当に事業をして思うのは、沖縄時間というものに相当苦戦する。
資料も何もかも全てに時間がかかり、費用もかかる。
そんなところでも、無人島事業はつまづいていたのだ。
そして、経費を確認しても、売り上げが上がっているのに赤字になっていたので、何故そうなるのかを質問した。
実務は得意なremyも経理系は苦手で、無駄な経費とremyは言っているが、必要以上に人を喜ばせる事にお金を使ってしまっていたことがわかった。
原因はわかったが資金がもう底をつきそうな状況でどのような対応をすべきか悩んだ。
僕も資産が豊富にあるわけでもなく、前回も親に反対され、会社ではなく個人での資金で増資をしており、リスクを負って仕掛けるまでのお金がなかった。
そんな状況でも、現状として、すぐに100万の資金が必要な状況だった。ただ100万振り込んでも2ヶ月で無くなるほど経費がかかる事業構造になっていたのだ。
ひどい状況であることが、わかり、このままではまずいと考えたが名案も浮かばず、資金も一年程度余裕があるくらい調達じゃないと続かないと感じていた。
夢はあるがどうしようもない現実にぶつかり、遂に事業の死を覚悟し、僕は諦める方向で動いていく事になる。
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