ヤバイ無人島 再スタート2
2016年11月25日
冬の時期というのもあり、今からの集客は厳しいと考え、無人島事業としてはホームページを早急に進める方向で動いていくが、まずはremyの収入が安定していくことを優先して考えていく事にした。その為にも実績作りが大切だと思い、remyには小さくてもいいから企画を作る事をお願いして、小さな成功でもいいから実績を作っていきたい事を伝えた。
そんな建て直しが順調に進んでいた矢先に、僕自身は資産がなく、本業の会社(森瓦店)から資金を出す予定だったのだが、父親からストップがかかった。
無人島という訳がわからないものに投資するのは反対という内容だった。
僕はとにかく説得するには実績が必要だとremyにも伝えたがまだ動き出したばかりの無人島であるわけもなく可能性を証明する材料が皆無だった。そんな絶望的な状況の中で、父親がもし可能性を感じているなら自分でリスクをとるのならば反対しないとも言ってくれた。
当時はムッとしたし、なんでわかってくれないのかと腹がたったが、親心だったと今は思う。
どんな事業でも覚悟がなければ失敗する。リスクをとってでも本当にやりたい事業かを考える良い機会をくれて感謝している。
そんな経緯があり、僕は腹をくくると決めたはずなのに、どうするべきか心の中では揺れていた。
ただ、デザインを友人の瀬口さんが無償でやってくれたり、沢山の人たちに支えられて着実にブランドが確立されていくのも感じていた。
本当に沢山の人が支えてくれたからこそ、今のヤンバルコビトがあるんだなと、今振り返っても心に暖かいものを感じる。
その沢山の支えのお陰で僕も借金してでもやろうと覚悟を決めた。
そして、覚悟を決めてからは、まず僕自身がremyのプランを体験して、色々アドバイスができるように試行錯誤も始めた。
ただremyが企画した体験は今思うと、remyの中にもまだ甘えがあって、お客としてではなく、友人としての対応だった。雨が降ればどうしようか?一緒に考えようというスタイルで違和感があったにも関わらず、僕も注意もできず、まぁ天候も悪かったし、仕方ないかと考え、ほんと中途半端なことをしていたと思う。
何事も喧嘩するくらい真剣にぶつかっていかないと飛躍はない。
ここで注意して真剣にぶつからなかった結果、実は後で痛いほどその失敗の大きさを感じることになる。
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