ヤバイ無人島　始動

当たり前の事だが全くお客さんも入らず、売り上げはゼロが続く、そんな時だから、とにかく実績が必要で焦っていたのは確かだった。ただ、遊び心も忘れずに、モンブラン事件など笑える環境づくりも心がけていた。

お金もないので、みんな無人島というロマンをかってくれて、無償で協力してくれた。

本当に感謝しかないし、今も沢山の人に支えられて無人島は成り立っている。

ただ、その当時は何をするにも、不安で仕方なかったから、会計士にお願いして、事業計画の作成も進めた。

残念ながら、この計画書通りには全くいってない。

無人島はやはり想定外が起きやすく、誰もがやったことのない事業は予想するのは難しい。

そもそも、事業計画をきっちり作ってやっていたら、無人島事業など手を出さなかっただろうw

そんな時、はじめて会社の電話が鳴った。

remyの友人からだった。

本当に嬉しかったし、すぐにremyに電話して喜びあったことを今でも思い出す。

ただ、資金がなくなりはじめると、事業計画通りやれてない見通の甘さなど、やり場のない怒りが、remyとのやりとりにも現れ始めるようになる。