ヤバイ無人島 2度目の危機9
2017.6
結局、何日経っても無人島の契約は進まない。
remyから無人島が契約できそうって話があったので、契約するなら僕がリスクをとって追加資金を投入すると約束したのだが、予想に反して無人島の持ち主が慎重になっていた。
これでは、リスクがありすぎて、さすがに資金を追加で出す判断はできない。
しかも、remyが悪いわけではないが、約束を守らない事に対して、こちらが妥協する事はありえないと思っていた。
remyも何もしなかったわけではなく、契約の為、何度もおじいに会いに行っていた。
多分、自分で会社を立ち上げた人ならわかると思うが、資金の事で困り出すと、自分が本当にやるべき事の未来への投資が疎かになり、資金政策に翻弄され、動けなくなってしまう。
まさにそのような状態になっていた。
おじいに会いに行くのにも離島なのでフェリーの数が毎日2便しかなく、泊まりのコースになり更に交通費が往復で1万円以上かかる。
このような状況が続けば更に状況が悪くなることは目に見えていた。
資金も出せばい状況の中、ここで僕は起死回生のチャレンジをする事にした。
0コメント