ヤバイ無人島 再スタート5 

2017年4月

当時、一番僕が心配していたことは、地主との契約だ。
使ってもいいという口約束はしていたが、しっかりとした契約書がなかった。

実は、口約束でも法律的には効果があるそうだが、今後、色々な企業とのやりとりをする中で書面は必要だと感じていた。

本当に書面に関しては難航していた。沖縄というか田舎の人は騙されるんじゃないかと書面での契約を嫌がる為、なかなか進んでいかない。ただそれを待っていても進んでいかないので、進められることをやって行く事にした。

ホームページに関しては、一流のデザイン会社に依頼して作成して頂いた。
その中で注文方法などのやり取りを学べるいい機会になり、どのようなモノが欲しくてお願いするのかなど、重要な部分が抜けていて、ただホームページを作ればいいという方向で進んでいたことが今考えると恥ずかしい。

そんな中で、飛騨高山の友人が予約をしてくれた。
本当に嬉しかったし、優しさを感じた。
フィードバックも貰いながら、改善していった。

無人島という新しいジャンルだからこそ、毎日が改善改善の連続だった。

あとは常にremyには与え続けろってのを伝え続けた。

与え続けるのは難しい。

例えば、皆さんがわかりやすいように恋愛の話にしてみる。

付き合って下さいと言うのはギブアンドテイクで考えるとテイクだ。

何故かと言えば、相手に答えを求めているからだ。

ではギブの伝え方は何かと言えば、好きですとなる。

相手は関係なく一方的に与え続ける事がギブの精神だと思う。


無人島事業でも集客を気にすると、悪い言い方をすると無理やりお客さん連れてくるのは?という考えが先行してしまう。だからこそ自分がどんなに無人島が面白か、好きかを相手に与え続ける事で共感が生まれ、仲間が増えると考えた。


無人島は浪漫の塊だ。
僕たちが与え続けることで、面白い人がたくさん集まってくる。

人が集まりだせば、熱狂が生まれる。

その熱狂を作り出せるのも無人島の面白さだと思う。

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